XMの自動売買(EA)を実際に設定してみた。【図解付き解説】
皆さん、XMのハイレバ、高約定力と優れた環境で取引を楽しんでいると思います。
取引に慣れてきた皆さんが次のステップとして考えるのは自動売買(EA)なのではないでしょうか。
寝ている時も、働いている時も自動で取引をしてくれますし、優秀なEAを使用すれば設定するだけで利益が上がることも。世界的に見ても中堅トレーダー・上級トレーダーの方がEAを以前にも増して使用しています。
そこで今回はEAを使用する際に皆さんの第一の障壁となる、EAの設定方法を詳しく説明していきたいと思います。
1.MT4をEAが使えるように設定する
先ずはご使用のMT4の設定を変更しEAが使用できるようにしましょう。
MT4画面左上の【ツール】にマウスを合わせ、その中の【オプション】をクリックしてください。図①から図②の流れです。
図①
図②
オプション画面表示
オプションが開けたら【エキスパートアドヴァイザー】を選択してください。図③から図④のように遷移します。
図③
図④
オプション設定
EAを使用するに当たっての許可・EAをストップする基準などを決めていきます。
一番上の自動売買を許可するにチェックを入れてください。
その下は皆さんの口座を守るための設定になります。口座が変更された場合(デモ口座からリアル口座、リアル口座間の移動など)、プロフィールに関しての変更が合った時は自動売買が自動で中止する設定にしておいた方がいいです。
DLLとはプログラムのことでEAの一部として実行されます。
チェックを入れ終わったら青枠で囲われた【OK】をクリックし設定完了です。これでEAをご自身のMT4で使用できるようになりました。
2.EAを表示させる
次は実際にチャート上にEAを表示させてみましょう。
下の図のように使用できるEAが並んでいます。
使用したいEAをダブルクリックするか右クリックしてください。下の図が表示されます。
以下で【全般】と【パラメーターの入力】を編集していきましょう。
全般
ここで【全般】をクリックし以下の図のように設定画面を表示してください。
EAでどのような取引をしたいかを決めていきます。
ロング買い・ショート売り
ロング買いかショート売りまたはその両方をここで設定してください。
ロング買いとショート売りは以下のような意味です。
(例)ドル円での取引
- ドル円をロングする→ドルを円建てで買う
- ドル円をショートする→ドルを円建てで売る
つまり【Only Long】は買いのみ、【Only Short】は売りのみを意味します。【Long&Short】は両方向です。
セイフティー
ここではどこからの関数の呼び出しまでを許可するか設定します。
パラメーターの入力
EAの特定のオプションを修正できます。ロット数やスリッページの詳細を設定してください。
青枠で囲われた【OK】をクリックして完了です。
3.EAの止め方・安全に使用するために
上記の【OK】をクリックするとEAが自動取引を開始します。
以下のようなにMT4右上の顔マークが笑っていたら取引中です。
取引を止める時は以下の図で青枠で囲われている【自動売買】をクリックしてください。図⑤から図⑥のようになれば完了です。
図⑤
図⑥
先ほどEAでの取引中は笑っていた顔も取引が中止されるとしかめ面になります。
以上でXMでのEAの設定方法は終了です。