海外FXの追証なしサービスとは?ゼロカットシステムについて詳しく説明する。
海外FXでよく耳にする用語で【ゼロカットシステム】というのがありますよね。日本のFX業者にはないサービスなのでよく理解していない方もいるでしょう。
しかし!このサービス、日本のFX業者にはない、海外FX業者の最大の魅力の1つと言っても過言ではありません。そこで今回は海外FXのゼロカットシステムについて解説していきます!
ゼロカットシステムは頼れる口座のガーディアン?
ゼロカットシステムとは簡単に言うと追証を0にしてくれるシステム。日本のブローカーしか使用したことがない人にとっては夢のようなシステムなのです。
追証とは、投資金以上の損害が出た場合にマイナス分の追加の証拠金を払わなくてはいけないこと。日本のFXブローカーは追証ありでゼロカットシステムを導入していないので投資金以上のマイナスを支払わなければなりません。
しかし、ほとんどの海外FX業者にはゼロカットシステムがあるので投資金以上の損害を負う事がありません。追証が発生してもマイナス分を0にしてくれるのです。
ではどのような時にゼロカットシステムが執行されるのしょうか。
こんな時にゼロカットシステムに守られる!
ゼロカットシステムは相場が歴史的な事件によって混乱し、停止した時に効果を発揮します。この歴史的な事件というのはリーマンショック、東日本大震災、近いところでいうとスイスフランショックなどです。
実際に市場をパニックに陥れた2008年に起きた世界的金融危機、リーマンショックの例を見てみましょう。
下の図はリーマンブラザーズの破綻が報道された時の円/豪ドルチャートです。短期間で円が40円近く大暴落しているのがわかります。
このようなことが起こるとFX業者には大量の注文がされ市場が正常に機能しません。一定の期間は顧客の注文も決済できずロスカットも作用しなくなります。
ロスカットも作用しないので日本のFX業者だと証拠金がマイナスに陥ってしまう可能性があります。マイナス分は追証され、支払いを請求されることに・・・。払えない場合は最悪自己破産するケースも。リーマンショックでは実際に日本のFX業者を利用している大勢のトレーダーが多額の負債を抱えました。
しかし、このような有事の際も海外FX業者ではゼロカットシステムが作用し証拠金のマイナス分は0に。リーマンショック以外にも9.11、ギリシャショック、東日本大震災でゼロカットシステムを取り入れている全ての海外ブローカーはこのシステムを執行しました。
多額の負債を抱えないために
そもそも海外では為替市場に多大な影響を与えることがあった場合、FX業者が責任を取るという考えがあります。このような考えから生まれた追証なし、ゼロカットシステムは有事の際でも口座がマイナスになったら0にし顧客を守ってくれます。このシステムがない日本のFX業者を選んでしまった場合、予想できない有事の際に自分自身で責任を取らなければならなくなるのです。
世界市場に影響を与える大事件は明日起こっても不思議ではありません。そしてテロ、震災、大企業の破綻など誰にも予測することができないものなのです。その対策をしておかないというのはとても危険なこと。
以上のことを踏まえるとやはり追証なし、ゼロカットシステムがある海外FX業者を選ぶのをおすすめします。
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