ECN口座のスプレッド・手数料の安さは群を抜く!中堅のスキャ向きブローカー
運営部評価 |
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点数 | 2.6 |
総口コミ数 | 9件 |
ライセンス | CIMA/ケイマン諸島 |
最大レバレッジ | 200倍 |
追証 | なし |
ドル円スプレッド | 0.0pips~(変動制) |
最近になって日本人トレーダーからじわじわ注目を浴びつつある、遅咲きの中堅ブローカーTradeview(トレードビュー)。
- 海外FX随一の低スプレッド・低コスト
- スリッページなしの高速約定
- 最大レバレッジ200倍で追証なし
この3つの特徴を兼ね備えたECN口座(ILC口座)を引っさげ、2016年~2017年にかけて本格的に日本市場に上陸しました。
結論からいうとTradeviewは「スプレッド・取引コストを命の次に重要視する熟練スキャルピングトレーダー」にはかなりおすすめです。
口座に数十万円入金して、100倍~200倍のレバレッジ運用でコツコツ利幅を抜くような取引スタイルならTradeviewがビシっとはまります。
【反対に…】
- 400倍~ハイレバ運用でギャンブルチックな短期売買がメインのトレーダー
- 1日数回しか取引しないようなデイトレーダー(もしくはスイングトレーダー)
この2タイプのトレーダーにとって、Tradeviewを利用するメリットはありません(※)。
※ギャンブルチックな超ハイレバスキャならTitanFX、デイトレならXMで取引するのがベストな選択です。
上記2口座をまだ持ってない人は下記のページを参考にしてください。
参考記事①:XMの評判は?レバレッジ、約定力などの詳細スペックレビュー
参考記事②:TitanFXの評判!業界最狭スプレッド業者の実力とは?
TradeviewのILC口座(ECN)全貌と各スペックに対する所感
Tradeviewの取引口座(ILC口座)の口座スペックは以下の通りです。
口座通貨 | USD / EUR / GBP / JPY |
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最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率100%以下 |
スプレッド | ドル円0.0pips~ |
取引手数料 | 往復取引0.5pips |
約定方式 | ECN方式※ |
約定力 | スリッページ・リクオートなし |
取引サーバー | EQUINIX(エクイニクス) |
取引プラットホーム | MT4/cTrader/Currenex ※全てスマホ・タブレット対応 |
ボーナス | なし |
初回最低入金額 | 1000ドル(10万円~) |
最低取引枚数 | 0.1lot(1万通貨) |
最大取引枚数 | 制限なし |
※ECN方式とは、取引にブローカーのディーラが関与しないNDD方式の1つで、
- 注文がFX市場(インターバンク)に直接流れるから取引の透明性が高い
- 業者がマークアップしていない「本物の市場レート」で取引できる
- スプレッドが激狭(別途取引手数料が発生)
という特徴があります。(参考:ECN方式って何?通常の注文方式【STP方式】とは何が違うの?)
以下で各項目について、詳しく掘り下げていきます。
スプレッド・取引手数料について―取引コストの安さは海外FX随一
スプレッドの狭さ、取引手数料の安さでは今まで取引した口座史上Tradeviewの右にでるブローカーはいません。
上記は日本時間21時のリアルタイムスプレッドを15秒間録画したもの。
例えばドル円の動きを追ってみると0.2~0.3pipsで推移しているのがわかります。
これだけ狭いスプレッドレートを配信しているにもかかわらず、取引手数料も海外FXブローカーの中で最安値を記録しているのもポイント。
【各海外FX業者ECN口座の取引手数料比較】
Tradeview | 0.5pips |
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Axiory | 0.6pips |
TitanFX | 0.7pips |
LAND-FX | 1.0pips |
XM | 0.7pips |
MILTON MARKETS | 0.8pips |
※取引1回あたりの往復手数料(ドル)をpips換算したものを記載しています。
手数料を加味してもドル円なら取引1回あたりのトータルコストで「0.7pips~0.8pips」しかかかりません。
FX取引の中で「取引コストの安さ」に1番こだわるならTradeviewがおすすめです。
約定力・サーバーについて―ハイスペックサーバーのもと高速約定が実現
実際に2日ほど日本時間で深夜11時~12時の間にガチでスキャルピングしてみましたが、マイナスのスリッページは一度もありませんでした。
ECN取引の性質上リクオートがないのはもちろん、滑ることもないので快適なスキャルピングの邪魔をするものはありません。
おそらくですが、この高速約定には高スペックな取引サーバーが一役買っているんでしょう。
Tradeviewはメインサーバーに、世界中のヘッジファンド(トレーダーの注文を受ける側)がこぞって利用しているエクイニクス(EQUINIX)社のものを採用しています。
トレーダーの取引サーバーと、受注側の取引サーバーが同じデータセンターにあるからこそ、地理的な通信遅延がほとんど発生しません。
取引プラットホームについて―「MT4」のみならず「cTrader」にも対応しているのは魅力
MT4に対応しているのは「海外FXのスタンダード」的な部分なので、あえて言及は避けます。
特筆すべきはECN取引、ひいてはスキャルピング取引との相性抜群なcTraderが選べること。
市場の注文量は3パターンの板情報で確認できるのに加えて、チャート上から直感的な操作で注文量・ポジション量を調節できます。(参考:スプレッド0.0pips~のcTraderとは?)
複数口座開設OK、資金移動自由だから使い分けるのがおすすめ
手動でスキャルピングするならcTrader一択ですが、
- MT4インジケーターを駆使した取引
- 自動売買システムを利用したEAスキャ
ならまだMT4の方が向いています。(MT4のEAやインジケーターはそのままcTraderにコピペして使用不可。プログラム言語の書き換えが必要。)
ケースバイケースで使い分けできるように、MT4口座とcTrdaer口座を両方開設しておくのがおすすめです。
Tradeviewは複数口座開設OKで、口座間の資金移動もスピーディーに処理してもらえます。
追加口座に関してはTradeviewのマイページから簡単に手続きできるので、口座開設の手間もかかりません。
最低入金額、最低取引枚数について―やや敷居が高い
最低入金額が10万円~、エントリーが1万通貨~なことを考えると、Tradeviewのスタンスとしては「資金なき者、腕なき者は去れ」といったところでしょうか。
海外FX取引に慣れてない人、勝つ自信がない人は大負けするリスクが高いので口座開設はおすすめしません。
エントリー枚数の敷居が高いので、入金額10万円もまたたく間に溶けてしまいます。
冒頭でもお伝えしましたが、Tradeviewは海外FX取引経験豊富でスキャルピングに自信がある人向けの口座です。
信頼性・安全性は高いので、高額入金でも不安がる必要はない
入金額が高いということで「ホントに利益は出金できるのか」「入金した金額を持ち逃げされないか」が気になるところですが、Tradeviewに関しては心配する必要はありません。
というのも、Tradeviewが登録しているのはケイマン諸島のライセンスCIMAです。
【ケイマン諸島とCIMAライセンスについて】
ケイマン諸島は国内銀行の総資産1.5兆円で世界5位の金融大国。
金融取引が盛んだからこそ規制機関CIMAの監視体制は厳しく、証券監督機構(IOSCO)※にも登録している。
※証券監督者国際機構(IOSCO):投資家保護を目的に発足。投資の不正行為を厳しく取り締まる機関
またトレーダーの口座資金に関しては、最大で35,000ドルまで補償する信託保全を用意しています。
今まで悪質な出金拒否の噂を聞いたこともないので、高額の入金でもそこまで不安がることはありません。
最大レバレッジ・ロスカット水準について―資金効率はそこまで良くない
※TradeviewICL口座のレバレッジはデフォで100倍ですが、口座開設後に申請すれば最大200倍まで利用できます。
最大レバレッジ200倍、証拠金維持率100%以下でロスカットということで、実質レバレッジは100倍~150倍くらいの運用になります。
ハイレバエントリーでのアクティブな海外FX取引が好きな人にとって、Tradeviewの資金効率は少し物足りないかもしれません。
ただ上述した「初回入金10万円」のハードルをラクラク越えられるトレーダなら、エントリーポジションの大きさには困らないでしょう。
Tradeviewのサポート周り・出入金周りの詳細と所感
日本語サポートについて―24時間のライブチャット完備は嬉しい
Tradeviewのサポートデスクには3名の日本人スタッフが在籍しています。
問い合わせ方法は次の2つ。
- ライブチャット(24時間)
- メール(コールバック対応あり)
電話は英語にしか対応していませんが、24時間対応のライブチャットがあれば問い合わせには困らないでしょう。
レスポンスも早くて数分後にはチャットが繋がるので、Tradeviewのサポート体制はかなり優秀な部類に入ります。
入金・出金方法について―bitwallet対応で利便性UP
Tradeviewはさまざまな電子決済サービスにも対応しているのが特徴。
特に2017年10月に新しく導入された決済サービスbitwalletのおかげで、
- 「クレジットカード入金できない」
- 「国内銀行振り込みで入金できない」
というネックが解消されました。
「クレジットカード→bitwallet→Tradeview口座」のようにbitwalletを経由すれば入金OKなので、入金方法の幅が広がったといえます。
(参考:bitwalletの評判!海外FXの出入金でNetellerの後釜になりえるのか徹底検証!)
※以前までは「mybitwallet」というサービス名でしたが、2018年9月10日よりbitwalletに社名が変更になりました。
Tradeviewの入金方法
入金手段 | 手数料 | 着金までの日数 |
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ビットコイン (UPHOLD経由) |
無料 | 即日 |
海外銀行送金 | 無料 | 1~2営業日 |
bitwallet | 無料 | 即日 |
銀聯カード | 無料 | 即日 |
OKPAY | 無料 | 即日 |
ecopayz | 無料 | 即日 |
Tradeviewの出金方法
出金手段 | 手数料 | 着金までの日数 |
---|---|---|
ビットコイン (UPHOLD経由) |
無料 | 1~2営業日 |
海外銀行送金 | 2000円~ | 3~5営業日 |
bitwallet | 無料 | 1~2営業日 |
銀聯カード | 無料 | 1~2営業日 |
OKPAY | 無料 | 1~2営業日 |
ecopayz | 無料 | 1~2営業日 |
※クレジットカードはVisa,MasterCard,JCBの3社に対応しています。
Tradeviewに対する<海外FXジャッジメント>の統括
【Tradeviewで取引する人が満たすべき条件】
- 取引スタイル:スキャルピング(短期売買)
- 海外FX経験:中級者~上級者以上
Tradeviewでの取引が向いているトレーダーはかなり限られてしまいますが、上記のトレーダーにとってこれほど心強いブローカーはありません。
取引コストの安さ、約定のスピード・安定性は海外FXTOPクラスなのは間違ないので短期売買にはもってこいです。
TitanFXやAxiory、LAND-FXなどのいわゆる”旧スキャルピング向きブローカー”で取引している人もメイン口座乗り換えの価値は大いにあります。
Tradeviewの会社情報詳細
会社正式名称 | Tradeview Ltd |
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本社住所 | 94 Solaris Avenue. Suite 1348 Camana Bay, Grand Cayman, KY1-1108, Cayman Islands |
ライセンス | CIMA/Cayman(No. 585163) |
事業開始 | 2004年 |